笹塚で味わう、老舗仕込みの茶めし「おこめ茶屋 米米ーめめー」

一口食べると、どこかほっとする味があります。派手な味付けではないのに、何度でも食べたくなる。そんな茶めしを味わえるのが、笹塚駅の改札を出てすぐにある「おこめ茶屋 米米ーめめー」です。

明治18年創業、140年の歴史を持つ老舗駅弁店「荻野屋」が手がけるお米専門店で、長年受け継がれてきた茶めしを、おにぎりやお弁当で気軽に楽しむことができます。

駅直結で毎日気軽に立ち寄れるのも魅力

お店は笹塚駅直結で京王クラウン街内にあり、改札を出るとすぐに見えてきます。

買い物や通勤の際にも立ち寄りやすく、テイクアウトだけでなく、店内で食事を楽しめるイートインスペースも。

店頭には、種類豊富なおにぎりやお弁当がずらりと並び、眺めているだけでも自然と心が弾みます。定番から個性豊かな具材までそろい、「今日はどれにしよう」と選ぶ時間も楽しみのひとつ。

イートインでは、好きなおにぎりを組み合わせて定食にできるほか、からあげ定食やアジフライ定食も用意されており、その日の気分や食べたい量に合わせて利用できるのも魅力です。

140年受け継がれる、老舗の味と茶めしへのこだわり

「おこめ茶屋 米米ーめめー」を手がける荻野屋は、明治18年に横川駅で駅弁「おむすび」の販売を始めた、創業140周年を迎える老舗です。全国でも宇都宮駅に次ぐ歴史を持つ駅弁店として、多くの人に親しまれてきました。

そんな荻野屋の原点ともいえるのが、お店の看板商品である「茶めし」です。公式で、「
峠の釜めしと同じ秘伝の出汁と醤油で炊き上げ、冷めてもおいしく召し上がっていただけるよう、長年の知恵と工夫が詰まっています。」と紹介されています。

創業明治十八年から続く長い歴史と、代々受け継がれてきた味へのこだわりを知ると、一粒一粒に込められた想いまで味わってみたくなりますね。

思わず迷う、おにぎりとお弁当の豊富なラインナップ

店内にはいつもずらりとたくさんの種類のおにぎりが用意されています。

今回は、めめセット、からあげ弁当、信州味噌の焼きおにぎり、ピリ辛高菜おにぎり、贅沢いくらおにぎり、うずらの煮卵のおにぎりを購入しました。

どれも茶めしを生かした商品ばかりで、おにぎり好きなら何種類も試したくなるラインナップです。

老舗の味を一度に楽しめる「めめセット」

まずいただいたのは、お店の魅力を一度に楽しめる「めめセット」。

内容は、茶めしおにぎりと信州味噌おにぎりの2種類に、秘伝のだしと生姜で漬け込んだ特製からあげ、甘さ控えめの卵焼き、たくあん、そしてあんずが入っています。

荻野屋の原点である駅弁「おむすび」を思わせる内容で、シンプルながら満足感の高い組み合わせです。

まず驚いたのは茶めしのおいしさ。だしの風味が口いっぱいに広がり、具材がなくても思わずもう一口食べたくなるような奥深い味わいです。

信州味噌のおにぎりは、香ばしく焼かれた味噌の風味が茶めしとよく合い、どこか懐かしさを感じる一品でした。

揚げたてだからこそ味わえる「からあげ弁当」

次は、こちらも定番のからあげ弁当。からあげ弁当は、注文してから用意していただきました。

店内で数分待っている間に、揚げたてのからあげを詰めてくださるため、受け取ったお弁当はまだ温かく、袋からも食欲をそそる香りが漂います。
からあげは、秘伝のだしと生姜で漬け込んだ特製の味。衣はサクッと軽く、中は驚くほどジューシーです。

生姜の風味はしっかり感じられますが主張しすぎず、だしの旨みがじんわりと広がるやさしい味わい。子どもから大人まで幅広い世代に好まれそうなおいしさでした。

さらに、お弁当はわっぱに詰められているため、見た目にも温かみがあり、いつものお弁当より少し特別な気分を味わえます。

茶めしのおいしさを引き立てる、個性豊かなおにぎり

スタッフの方おすすめの「信州味噌の焼きおにぎり」は、香ばしく焼かれた味噌の香りが食欲をそそる一品。

茶めしのやさしいだしの風味に、信州味噌のコクが重なり、一つで十分な満足感があります。


一番驚いたのは「ピリ辛高菜」。定番の具材という印象でしたが、一口食べるとごま油の香りがしっかりと広がり、輪切り唐辛子のほどよい辛さがアクセントになっています。

茶めしとの相性も抜群で、またこれを買いに来ようと思えるほど印象的なおにぎりでした。

「贅沢いくら」は、その名のとおり贅沢そのもの。いくらが上にのっているだけでなく、中にもたっぷり入っていて、最後まで満足感が続きます。

少し珍しい「うずらの煮卵」は、茶めしのやさしい味わいに、煮卵の旨みと食べ応えが加わった一品。

見た目以上に満足感があり、小ぶりなおにぎりながら、一つでもしっかりお腹を満たしてくれます。

茶めしだからこそのおいしさ

どのおにぎりもしっかりとした重量があり、見た目以上の満足感があります。

何より印象的だったのは、茶めしそのもののおいしさ。だしの風味が絶妙で、最後まで飽きることなく食べ進められます。
具材の塩加減もちょうどよく、それぞれの具材が茶めしのおいしさをさらに引き立てていました。
次回はぜひ、人気の「あぶり鮭」と、個人的に大好きな具材でもある「旨辛めんたい」も、味わってみたいと思いました。

老舗の味が身近にある、笹塚で暮らす楽しみ

おにぎりを買って近くを散策したり、「めめセット」を持って公園でのんびり過ごしたり。そんな時間が気軽に楽しめるのも、「おこめ茶屋 米米ーめめー」の魅力です。

140年受け継がれてきた老舗の味を、普段の暮らしの中で気軽に楽しめること。それは、この街で暮らす小さな贅沢なのかもしれません。
今日はおにぎりを一つ買って帰ろう。休日は家族の分も選んでみよう。

そんなふうに何度でも足を運びたくなる「おこめ茶屋 米米ーめめー」は、笹塚での暮らしにそっと寄り添い、毎日においしい楽しみを届けてくれるお店でした。

おこめ茶屋 米米ーめめー
住所:東京都渋谷区笹塚1-56-18 京王クラウン街笹塚
アクセス:京王線「笹塚駅」から徒歩約1分
TEL:03-6300-5073
営業時間:8:00-19:00
定休日:なし
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。