沖縄酒の豊富さに圧倒!代田橋沖縄タウンの老舗「片桐酒販」

今回は、1940年頃に創業した老舗の酒屋、片桐酒販をご紹介します。

代田橋の沖縄タウンにある老舗酒屋「片桐酒販」とは?

もともとは沖縄のお酒をそれほど取り扱っていませんでしたが、商店街の沖縄化に合わせてリニューアルし、現在では琉球泡盛やオリオンビール製品を中心に、沖縄ならではのアルコールを数多く取り揃えています。

店内のスペースはそれほど広くないものの、アットホームな雰囲気で、さまざまな魅力を醸し出す酒屋さんです。

「片桐酒販」の魅力その①:沖縄酒の豊富さ

店頭の陳列はとても賑やかで、琉球梅酒やハブ酒など、沖縄ならではのラインナップが充実しています。
道行く人の目を引き、入口から豊富な品揃えが感じられるため、店内への期待が高まります。
また、手書きのポップには丁寧な説明が添えられており、温かみのある店作りが印象的です。

店内の右側には沖縄の泡盛や焼酎が豊富に取り揃えられています。
ラベル付きの瓶がずらりと並び、それぞれに価格や説明が手書きで添えられて泡盛の魅力を存分に伝えようという店主のこだわりが感じられる陳列です。

大きな壺がドンッと目を引く轟とまるた。
この2つは試飲もできるので気軽に味を確かめられるのが嬉しいですね。
沖縄の雰囲気が漂う沖縄タウンで、泡盛の試飲を楽しみながら、お気に入りの一本を見つけるのも粋なひとときですね。

「片桐酒販」の魅力その②:独特な瓶デザインの古酒や限定品に注目!

一見ウイスキーのように見えるこちらの泡盛。
尚覚というブランドの限定品で、プレミア感があります。
原酒でアルコール度数53℃と、一般的な泡盛と比較してもアルコール度数が高めです。
どんな味かすごく興味をそそられますね。

こちらの泡盛は結玉。
華やかなパッケージと丸みを帯びた瓶が、縁起の良さを感じさせます。
瓶に巻き付けられた網も魅力的で、職人さんがひとつひとつ丁寧に編み込んで結んでいるそうです。
しかし、こうした伝統的な技を持つ職人さんは、年々減少しているそうです。

読売ジャイアンツの那覇春季キャンプ15周年と2024年リーグ優勝を記念して造られた10年古酒の限定品も取り扱っていました。
※情報は取材当時のものです。
店主曰く「ジャイアンツファンの方お早めに!」とのこと。
こういった限定酒とで出会えるのも片桐酒販の魅力の一つです。

「片桐酒販」の魅力その③:店頭で一杯、昔ながらの角打ちスタイルを楽しむ。

店の前に設置されたテーブルと椅子。ここは、ふらっと立ち寄って気軽に一杯楽しめる角打ちスペース。
お気に入りのお酒を片手に、駄菓子をつまみながら、昼飲みやちょい飲みができ、まるで昔ながらの酒屋のようなスタイルで、気取らずお酒を楽しめる憩いのスペースです。
せっかくなので、この雰囲気を味わいながら角打ちを体験してみようと思います。

店内奥の冷蔵庫の中には、ビールやチューハイ、ソフトドリンクまでズラリと並んでいて、まさに角打ちを歓迎するかのような充実ぶりです。

ビール棚の上段は沖縄の名物オリオンビールがずらりと並びます。
Orion THE PREMIUM、75 WHITE ALE、いちばん桜など定番から限定品、ゴーヤビールといった沖縄らしいユニークなビールまで幅広いラインナップが揃っています。

チューハイコーナーには、沖縄ならではの琉球ハブボールと琉球レモンサワーを発見!
ちょっと一杯飲むだけなのに、何を飲むかで結構悩んでしまいます。

レジ前の駄菓子をチョイスすることも忘れずに!
お酒のお供にぴったりなスナックから、懐かしさを感じるラムネやチョコレートなど種類が豊富。
子どもの頃に戻ったような気分で駄菓子をあさるのがとても楽しい!
この駄菓子あさりも角打ちの魅力ですね。

今回は琉球ハブボールとうまい棒(チーズ)2本で楽しむことにしました。
ハブボールの刺激と駄菓子の味わいが相性抜群でした!
角打ちならではの自由な組み合わせが醍醐味です。
皆さんも、自分なりのチョイスで気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?

片桐酒販
住所:東京都杉並区和泉1-3-17
交通:京王線「代田橋駅」徒歩約7分
連絡先:03-3328-0314
営業時間:9:00~22:00
定休日:不定休
駐車場:無し

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。