幡ヶ谷駅北口から徒歩3分。「珈琲豆のしっぽや。」は、豆の購入はもちろんドリンクのテイクアウトもできる、こだわりの珈琲専門店です。
可愛らしいリスの看板が目印

幡ヶ谷駅北口を出て新宿方面に歩くとすぐに、活気のある商店街「六号通り商店街」があります。「珈琲豆のしっぽや。」はそのメイン通りにあり、可愛らしいリスの看板が目印の小さなお店です。店内に入ると「こんにちは」と優しくご主人が声をかけてくださいました。

正面のカウンターには、コーヒー豆の入った瓶がずらりと並んでいます。それぞれの瓶には、豆の原産国や産地、味の特徴などが書かれています。
この日は、さまざまな国や地域の豆が10種類と、「しっぽや。ブレンド」というオリジナルのブレンド豆が、中浅煎りから中煎り、深煎りと3種類あり、全部で13種類が並んでいました。季節や数量限定で仕入れる豆などもあるそうです。
これらは、コーヒーを扱うプロとしての認定を受け、コーヒーマイスターの資格を持つご主人が、それぞれの豆の特徴を活かしながら丁寧に自家焙煎されています。
嬉しいことに珈琲豆は50gからと少量でも購入することができるので、数種類を飲み比べしてお気に入りを見つけてみるのも楽しそうですね。
テイクアウトのコーヒーで一息

「珈琲豆のしっぽや。」は、豆だけでなくドリンクのテイクアウトもできます。好みの味を伝えると、ご主人がグラインダーで豆を挽き、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。お湯が注がれると、ほのかに香りが漂い、カウンターの奥でコーヒーを淹れている様子に思わず見入ってしまいます。

また、アイスコーヒーはネルドリップ方式で淹れているそうです。「ネル」とは布のことで、このネルドリップとは、布製のフィルターを使ってコーヒーを抽出する方式のことです。
取材に訪れた日はまだ暑かったので、最初にアイスコーヒーをいただいたのですが、一口目から「お!」と思うようなしっかりとした風味の中に、まろやかさを感じるとても飲みやすい味わいでした。

実はこの後、ご主人のご厚意で「だいたい暖かい〜暑い頃」に限定で出されているという季節限定の「レモンコーヒー」を作っていただきました。これがまた絶妙なレモンの酸味がサッパリとして珈琲との相性が良く、美味しい!
写真にあるレモンシロップは、自家製で仕込まれているそうです。
残念ながら季節限定商品なので、冬場は提供されないとのことでしたが、また来年お目にかかれるのを楽しみに待ちたいですね。
メニューにもある通り、ホット、アイスコーヒーの他にも、はちみつや黒みつのカフェオレ、チョコのカフェオレなど、ラインナップが豊富なのも嬉しいポイントです。

こちらはイラストがとても可愛い小分けのドリップバッグ。自分へのお土産はもちろん、ギフトにも最適で、自宅やオフィスなどいつでも気軽に美味しいコーヒーを楽しむことができます。
また、コーヒーミルやドリッパー、ポットなど、道具も購入することができるので、こちらもコーヒー好きへのプレゼントや、自分でこだわりの一杯を楽しむ道具としてお迎えしてみても良いですね。

店内の素敵なディスプレイにも注目

居心地の良い店内を見渡していると、ご主人の遊び心とセンスのあるディスプレイがあちこちに散りばめられています。
アンティークなフィルムカメラや、レコード、おしゃれなアンプからは、さりげなくシティポップなどが流れてきたりします。

店内に置かれている本棚には、絵本や小説、コーヒーに関する本などが並び、「気になる本がありましたら貸し出しいたします。」のメッセージが。
テイクアウトのコーヒーを、このような本やディスプレイを眺めながら待つのも楽しいですね。
幡ヶ谷の気軽に立ち寄れる珈琲専門店

自宅でコーヒーを楽しみたい時もお出かけの時も気軽に立ち寄れる珈琲専門店「珈琲豆のしっぽや。」。品質とおいしさにこだわったコーヒーを求めに、ぜひ一度訪れていただきたいお店です。
珈琲豆のしっぽや。
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-5-3
アクセス:京王線幡ヶ谷駅北口から徒歩約3分
営業時間:11:00-19:00
定休日:火曜日・水曜日
✳︎臨時休業・お知らせ等はSNSでご確認ください
Instagram:@shippoyasan