街中華の常識を超えるコストパフォーマンス「青山餃子房笹塚店」

エリア＆駅	東京都渋谷区笹塚京王線笹塚駅
カテゴリー	グルメ中華料理

先日、家族と友人の3人で、笹塚にある「青山餃子房笹塚店」にランチを食べに行ってきました。
場所は京王線・笹塚駅から徒歩2分、京王クラウン街の中にあります。
駅直結のアーケード街のため、雨の日でも濡れずにお店までたどり着けるのが嬉しいポイントです。

黄色と赤の看板が目印！本場の店員さんが暖かくお出迎え

お店の外観は、黄色と赤の目立つ看板が目印。
遠くからでもすぐに見つけられるので、初めて行く人でも迷うことはないと思います。

外から見た印象はカジュアルな街中華といった雰囲気ですが、中に入ると意外にも落ち着いた空間が広がっていました。
テーブル席がメインで、適度な間隔が取られており、ゆったりと食事ができるレイアウトになっています。
清潔感もあり、友人同士や家族連れでも居心地よく過ごせる空間でした。

スタッフの方々は本場中国出身と思われる方たちで、とてもにこやかに、かつ丁寧に接客してくれました。
日本語も問題なく通じるので、安心してオーダーできます。
ランチタイムで店内は賑わっていましたが、注文してから料理が運ばれてくるまでのスピードがはやく、待たされるストレスはまったくありませんでした。
お腹が空いていた私たちにとっては、このスムーズさがとてもありがたかったです。

ボリューム満点のこだわり中華

この日、私たちが注文したのは「五目チャーハン」、「ニラレバ炒め定食」、そして「鶏肉の味噌炒め定食」の3品。
どの料理もボリュームたっぷりで、見るからに食欲をそそられます。
まず「五目チャーハン」は、ハムと卵をメインにしたシンプルな一品。

しかし、これが本当においしかったです。
米はパラパラに仕上がり、余計な油っぽさは一切なし。
口に入れると香ばしい香りがふわっと広がり、絶妙な塩加減でどんどん箸が進みます。
正直、これまで色々なお店でチャーハンを食べてきましたが、一流中華料理店にも負けないクオリティーだと感じました。

次に「ニラレバ炒め定食」。
レバーはふっくらと柔らかく、ニラと一緒に絶妙な火加減で炒められています。

強火で一気に仕上げたことで、具材ひとつひとつに香ばしさがまとわれ、口に運ぶたびにふわっと食欲をそそる香りが広がります。
しっかりとした甘辛い味付けは絶妙で、ご飯との相性はバツグンです。
白いご飯がどんどん進み、気づけば箸が止まらなくなっていました。
ニラとレバーのバランスもよく、レバー特有のクセは抑えられていて、レバーが少し苦手な方でも美味しく食べられる仕上がりになっていると感じました。

定食には白ごはんだけでなく、玉子スープと小さな杏仁豆腐も付いてきます。

このセット内容でこのボリューム、価格は1000円以内と非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスの良さに感動しました。

「鶏肉の味噌炒め定食」も絶品でした。やわらかい鶏肉に、コクのある味噌ダレがたっぷりと絡んでいて、一口食べるごとに味噌の香りと甘みが口いっぱいに広がります。

野菜もたっぷり入っていて、食べごたえがありながらも飽きのこない味わいでした。
こちらも白ごはんが止まらなくなる美味しさで、気づけばあっという間に完食していました。

ちなみに、ランチメニューはどれも800円〜1,000円くらいが中心です。
この価格帯で、これだけのクオリティーとボリュームを提供してくれるお店はなかなか貴重だと思います。
街中華の親しみやすさを持ちつつも、味は本格派。まさにいいとこ取りのお店だと感じました。

名物「大餃子」や「飲み放題コース」も気になります

さらに、プラス200円で名物の「大餃子」もセットにできるとのこと。
今回はお腹がいっぱいで断念しましたが、メニュー写真を見た限りでは、皮がモチモチで中の餡もぎっしり詰まっていそうな迫力でした。「次回は餃子中心でお酒も注文してみよう！」と3人で話していました。

店内を見渡すと、一人で食事をしている方も多く、気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力です。
また、グループで来ているお客さんも見かけたので、どんなシーンにも対応できる万能さを感じました。

さらに嬉しいことに、夜には飲み放題のコースも用意されているとのこと。
料理のクオリティーを考えたら、夜にみんなでわいわい楽しむのも絶対にアリだなと感じました。
次回は、友人家族や育ち盛りの子供たちも誘って、ゆっくりと食事とお酒を楽しみたいと思っています。
大人はビール片手に餃子や炒め物を楽しみ、子供たちはボリューム満点の中華料理をもりもり食べる……そんな光景を想像するだけで、今から楽しみでなりません。