幡ヶ谷六号通り商店街・宝石箱のようなパティスリー「Maison de miimo」

幡ヶ谷駅北口・六号通り商店街のアーケードをくぐって少し進むと、黒を基調としたシックなお店があります。

お店の前にさしかかると、道行く人たちも心なしか歩調をゆるめ、ゆっくり見つめてしまう様子。

そんなスローモーションの魔法が発動しているパティスリーが、Maison de miimo(メゾン・ド・ミィモ、以下miimo)です。

2020年10月オープン、昨秋2周年を迎えました。

ビジュアル満点!見ているだけですでにおいしい

色とりどりに輝くケーキを眺めているだけで心が弾みます。

「わー、今日はどれにしよう……!」とショーケース前を左右に行ったり来たりする私に対して、お気に入りをリピートする派の夫は「俺はフルーツロールね」と即決。

悩める妻を残して日用品の買い出しに向かっていきました。早く選べ、というプレッシャーをかけないためのやさしさだと思っておくことにします。

その後もひとしきりカニ歩きを続けた私の本日のチョイスはこちら、キャラメルモカ。

ヘーゼルナッツのクリームとコーヒーのガナッシュが奏でるなめらかなハーモニーがたまりません。たっぷりのったクルミとアーモンドの食感がアクセントです。

夫イチオシのフルーツロールは、旬のフルーツ、ふわふわしっとりのスポンジ、かろやかな生クリームで構成されています。

miimoのケーキの中ではボリューミーなサイズですが、ぺろりといただけます。

もちろん、映えに特化しているわけではありません!

ころんとしたフォルムの愛らしさと、鮮やかな赤の美しさにときめいちゃうブルーベリーレアチーズ。

さわやかレアチーズと甘酸っぱいベリーソースは相性ばっちり。底部に添えられたチョコクランチもいい仕事をしています。

シンプルな中に凜とした大人っぽさを感じるブリュレフロマージュは、表面のカラメルのほろ苦さが、淡雪のようなチーズケーキの味わいを引き立てます。

とってもキュートなフランス伝統菓子・サントノーレ。パイ生地の上にナッツ風味のクリームとキャラメルプチシューが積まれて、パリパリさっくり、楽しい音楽が聞こえてきそうです。

ショーケースには常時15種類ほどのケーキが並びますが、どれも丁寧に作られている印象。

見たときの「おいしそう!」が食べたときの「おいしい!」にしっかりつながっています。

また、miimoのケーキはお酒を使っていませんので、アルコールに弱い方やお子さんも安心ですよ。

和のエッセンスが加わったケーキもいろいろ

一般的なモンブランとは一風違ったフォルムの、金のモンブラン。

実は見た目だけでなく、味にも特徴があるのです。和栗と白あんを使ったクリームに、土台はほうじ茶が香るパウンド生地!和菓子好きな方はぜひ一度お試しあれ。

ほかにも、和スイーツの定番・抹茶のロールケーキや、桜あんクリームの中にお餅も入った桜モンブランなど、和洋のコラボレーションが楽しめるケーキがたびたび登場しています。

ぎゅうひでくるまれたロールケーキも!

21時までやっているのもうれしい!がんばった日の帰り道にも。

21時まで営業しているので、夜でもおいしいケーキが買えるのはうれしいですね。
忙しい時期にイベントや記念日があっても心強い味方になってくれます。

サクサクのパイ生地にカスタードクリームがぎっしり詰まったパイシューもオススメです。にぎりこぶしサイズで食べ応えがありますよ。

そして、聞いた話によると、夏季限定のスイーツもあるのだとか。

マダガスカル産バニラがふんだんに使われた濃厚ソフトクリームと内側がチョコでコーティングされたラングドシャコーンが絶品なのだそう!
この情報を聞いた瞬間から「今年こそは絶対に夏季限定のソフトクリームを食べるぞ!」と、もう既に心に決めている私なのでした。

Maison de miimo
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-5-3
アクセス:京王新線「幡ヶ谷駅」北口から徒歩約3分
営業時間:12:00-21:00
TEL:03-6383-3990
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。