国際色豊かなメニューが魅力!幡ヶ谷の「JICA東京 食堂」

JICA(ジャイカ)という機関を知っていますか?
国際社会全体の平和と安定、発展のために、開発途上国・地域の人々を支援しているJICA(独立行政法人 国際協力機関)。
海外での国際協力だけでなく、日本国内に開発途上国の人材を招いて、技術や知識の共有を図るなどの研修員受入事業を行っているのだそう。

そのJICAの東京国際センターが、幡ヶ谷駅から徒歩8分ほどのところにあります。
海外から日本の技術や知識を学びに来る方々の研修、宿泊施設となっていて、その施設内の食堂は、一般利用も可能とのことだったので足を運んでみました!

受付を済ませて、1階の食堂へ

入館して右手にある受付にて、食堂利用の旨を伝えると、名前・住所(〇○区といった感じ)・時間を記入するよう案内があり、記入後に入館バッジを受け取ります。

2階にある受付で手続きをすませて、食堂は階段を使って1階へ。
食堂入口右側には、わかりやすい食品サンプルメニューと番号プレートが置かれていて、プレートをレジにもっていき、お会計をするシステムです。

食堂利用の流れは…

食べたいメニューの番号プレートを選んでレジに持っていき、お会計をする。
キッチンスタッフの方にレシートを渡す。
トレーにのった料理を受け取る。(スタッフの方が呼んでくれる。)
スプーン・フォーク・箸などをとる。
飲み物(お茶・水)など、他に必要なものをとる。
食事が終わったら、食器を返却台に返す。

基本的にはセルフサービスなので、食べ終わったあとは片付けを忘れずに!

海外の方の利用がメインですが、一般の方も思った以上にいらっしゃったのが、印象的でした!

豊富なランチメニューとリーズナブルなお値段が魅力的♪

平日のランチは、日替わりメニューと週替わりメニューがそれぞれ2種類。
そのほかにも日替わりの単品メニューがあります。
(土曜日に利用した際は、2種のメニューとうどんやスパゲッティなどの単品メニューから選ぶスタイルでした。)
週ごとにおすすめのワールドメニューもあるようで、珍しい世界の食事を味わうことができます。

使われている食材やカロリーなども書かれていて、とても分かりやすいです♪
海外の方が多く利用されるので、メニューや食堂利用の説明も英語で書かれています。

どの料理もとてもリーズナブルで、セットメニューが650円!単品メニューも450円~とうれしいお値段。
良心的なお値段で世界のおいしい料理を楽しめるのはとても魅力的ですよね!

ハラール認証された料理たち

イスラム教において合法的なもの(神様に許されたもの)をハラールといい、イスラム教徒の方にとってはハラールである生活をすることは必須のルール。
ハラール認証は、機関が食べ物や商品がイスラム法に沿っているかを確認し、基準を満たした場合に発行されるそうです。

こちらの食堂は、ハラールミートはもちろん、ハラール専用の調理器具を使用するなど徹底管理されていて、イスラム教諸国の方々にも安心して料理を楽しんでもらえるような配慮がされています。

JICA東京食堂のメニューは、さまざまな国の方が利用するということもあり、料理においても文化交流となるようなワールドワイドな構成になっていて、飽きを感じずに食事を楽しめるように工夫をされているなと感じました。
世界各国の料理と出会える場となっているのは、とても面白いなと思います!

世界中から研修で訪れている人が食事に来られているので、同じ場にいることだけでもとても新鮮な気分になります。

母国を離れて研修に来られている方にも、ホッとできるような料理や空間づくり、コミュニーケーションを意識されているのだそう。そんなやさしさがあふれた、あたたかい気持ちになる食堂でいつもと違った食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

JICA東京 食堂
住所:東京都渋谷区西原2-49-5 東京センター 管理棟 1F
アクセス:京王新線「幡ヶ谷駅」下車(南口出口)徒歩約8分
地下鉄千代田線・小田急線「代々木上原駅」下車(北口1出口)徒歩約12分
電話番号:03-3485-7051(代表)
営業時間:平日
【昼食】11:30~14:00(ラストオーダー 13:30)
【夕食】17:30~21:30(ラストオーダー 21:00)
土日祝
【昼食】11:30~14:00(ラストオーダー 13:30)
【夕食】17:30~21:00(ラストオーダー 20:30)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。